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- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2003/10/11
- メディア: 文庫
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幕末の賢候、土佐の山内容堂・薩摩の島津久光・宇和島の伊達宗城・肥前の鍋島閑叟
を描いた短編集。
「老公」と呼ばれ、年寄りのイメージがあった山内容堂が意外に若いのに驚く。
明治5年に46歳で亡くなっているから、幕末に活躍していたころはまだ30代だった
のだな。意外だ。
島津久光を描いた短編「きつね馬」では若き日の大久保利通の活躍が見られて興味深い。
やっぱり大久保って銀英伝のオーベルシュタインに似てる。
というか、オーベルシュタインのモデルなのか?