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- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1995/05/01
- メディア: 文庫
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清河八郎、橋本佐内、西郷隆盛、緒方洪庵、福沢諭吉、勝海舟などなど幕末の有名人
総出の時代活劇。
そこそこ面白いし、最後の伊武谷万二郎が上野の彰義隊に加わるときに歩兵隊の面々や
平助が駆けつけてくるシーンにはちょっと感動。
ただ、坂本竜馬や土方歳三は登場するものの、何の活躍もしないのでその点が不満。
特に土方。意味ありげに登場した割には、なにもしない。
おそらく手塚の構成では伊武谷万二郎の五稜郭での戦いも描き、そのときに土方も
絡ませる予定だったのではなかろうか?
それが何かの事情で頓挫したと見ているが、どうだろう。
しかし、手塚の青年漫画ってどうしてヒロインがレイプされるんだろう・・・。