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七人の弔い
http://www.office-kitano.co.jp/7tomurai/

ダンカン初監督作品。
WEBで予告編を見て、無性に見たくなったので新宿まで行って鑑賞。
夏のキャンプに参加した７組の親子。
一見、平凡な家族に見えるが、実はこのキャンプは子供たちの臓器を売り渡すための
キャンプだった、ってなお話。
暗そうな感じのストーリーではあるが、ダンカンらしく随所随所にギャグが織り込まれ
ているのでそれほど陰惨な感じにはならずにすんでいる。
ストーリーもサプライズエンディングで、そこそこ感動する。
それよりなにより、映像と音楽がきれいなのに感心した。
やっぱ映画って、きれいな画を見せてなんぼだと思う。
ダンカンはその辺、よくわかってると思うのである。

しかし、児童虐待って嫌だな。
犯罪はいろいろあるが、私がもっとも許せないのが児童虐待だ。
虐待の事例を見ると、泣き出したいぐらいに悲しくなってくる。
公務員をやるなら、そういう子供たちを救う仕事についてもいいかな、とちょっと
思ったり。