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- 作者: 阿刀田高
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2004/05/25
- メディア: 文庫
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囲碁盤の前に座ったまま、事件の真相をぴたりと当ててしまう住職を主人公にした、
いわゆるアームチェア・ディテクティブもの。
阿刀田高がエッセイで書いていたが、この連作はたいへん苦労したそうである。
そのせいか、推理にやや無茶なところがあって、それが目立つ。
まぁ、それほどの傑作とはいえない。50点。
- 作者: 平山夢明
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2004/07
- メディア: 文庫
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「東京伝説」とは違って、こちらは幽霊系の話が中心。
書き手の筆力の差か、こちらのほうが「新・耳袋」より怖い。
私がいちばん興味深かったのは「登山」という話。
深夜に麦わら帽子をかぶった小さいおっさんが女性の顔を「登山」する話。
なんかほのぼのしてて、わけがわからなくてよい。