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・昼ごろ起きる。
ぼんやりしたり、二度寝したりで、いつのまにか夕方。
・職安通りのNakedLoftという居酒屋へ入る。
周りは韓国料理やらタイ料理やらなにやらアジアン。
そういえば、馳星周の小説で新大久保は多国籍地帯だと書いてあったな。
・NakedLoftはロフトプラスワンの姉妹店で、酒と食事とともに「トーク&ミュージック」
に触れるというのがコンセプトの居酒屋であるらしい。
http://www.loft-prj.co.jp/
・後ろのほうのテーブル席に座り、とりあえずビールを頼む。
別に酒は好きではないが、こういうときはやっぱり飲まなければ。
・19:00、開演。
鶴岡法斎さんと新田五郎さん登場。
実は鶴岡さんは早稲田の講演で一度見たことがある。
あの時は「ジャッカー電撃隊」とかいう戦隊もののビデオを見せられて爆笑した
記憶があって、講演自体もかなり面白かったので今回のこのイベントに参加した
次第。新田さんはトンデモ本大賞で「ニャロメの性教育」を紹介した人で、こち
らもかなり面白かったので期待大。
・「ネットに書くな」とのお達しだったので、詳細は書かないが、漫画業界のウラ話
満載で実に面白かった。
某大物漫画家は実は複数人いるとか、漫画雑誌の部数とか、某大御所作家の原稿料
の高さとか。
・途中、書画カメラによる(別の意味で)笑える漫画の紹介があって、そこで取り上げ
られたのが「少年ビックリマンクラブ」。
これはコロコロで連載されていたのだが、私はリアルタイムで読んでいて、今回新田
さんが紹介した、荒れた海で岩に取り残された少年たちがビックリマンの話をして励
ましあうというエピソードはなぜかいまだに覚えていたりする。
それだけ強烈な印象を受けたのだろうな。
で、今回、それが取り上げられたので、「あーそれそれ」って感じで楽しかった。
・ヤクザ漫画の村上和彦が正当に評価されていないというのは同感。
確かに人物の見分けがつかなかったり、構図がおかしいところはあったりするけれど、
ストーリーは無類に面白い。もっと評価されて良い漫画家だ。
そういえば、村上和彦の「首領への道」をブックオフで見かけてパラパラめくってたら
「東京拘置所」という印が押してあってびっくりしたことがある。
やっぱり、本職の人が読んでいたのであろうか?
・観客も大盛り上がりで、好評だったので、この二人によるイベントは今後も二回・三回
と続けていくとのことであった。
次回があれば、私ももちろん参加するつもり。こんな面白いイベント、見逃せるか。
・トークを聞きながら沖縄やきそばやらからあげやらチーズやら食いまくり、
ビールもグラスで5杯飲んだため、お勘定は6000円。
ちょっと散財しちゃったな。
でもまぁ、楽しかったし、いいか。
・0:00ごろ帰宅。さすがに温泉はしまっているので、家の風呂で我慢。
狭い浴槽はいやだなぁ。