【016/100】
収められた短編はハードボイルド風のものが多いが、どれも内容が薄い。
田中芳樹は中国物と銀英伝は例外として、大人の干渉には耐え得ないのかもしれない。
作中には随所にアメリカへの批判が出てきて、田中芳樹ってほんとにアメリカ大統領と
その政府が嫌いなんだということがわかる。
言わんとすることはわかるが、どうも薄っぺらいような・・・。