大人のための文章教室 (講談社現代新書)

大人のための文章教室 (講談社現代新書)

こうして毎日blogを書いていて、自分の文章力のなさにもどかしさを感じるときがある。
言いたいことはあるのだが、それがうまく文章にならないのだ。
では、どうすれば文章力が向上するかと言えば、それはひたすら文章を書くしかない
と本書は言う。
随筆でも紀行文でもいいからとにかく文章を最初から最後まできっちり書いてみる。
それも他人に見せることを前提にしてわかりやすく書く。
そうすれば文章力が確実に向上したことを自分でも実感できるだろう、と。


全くそのとおりだと思う。私のblogでも、8月よりは11月の文章のほうが少しは
ましに見える。
書くことでのみ文章力は向上するのだ。


ところで、本書で私が知った意外な事実がひとつある。
私の故郷・岡山では学生服の下に着る服をカッターシャツと呼んでいたのだが
(おそらく今もそうだろう)、実はこれ東海以西でしか使われない言葉で、それ以外
の地域ではワイシャツとしか呼ばれないそうなのだ。
ちょっとしたカルチャーショックである。